脳心サポートセンターでは、「相談支援」「情報提供」「普及啓発」の3つの活動を通じて脳卒中や心臓病の患者さん・ご家族に対する包括的な支援を行っています。
相談支援
脳卒中・心臓病の患者さんとご家族、各医療機関からの相談支援を行っております。を受け付けております。詳しくは、相談支援窓口についてをご覧ください。
情報提供
脳卒中・心臓病に関連する診療科(循環器内科、脳神経外科、脳神経内科、小児科、心臓血管外科、リハビリテーション部、緩和ケアセンター等)が連携し、ホームページでの疾患に関する情報発信や脳心サポートセンター窓口でのパンフレット等の提供、などを行っています。また、県内イベント開催会場や市民公開講座(高血圧症、脳卒中、心不全、などについて)において、脳卒中や心臓病に関する県民のみなさまへの情報発信や普及啓発活動を行います。
普及啓発
脳卒中や多くの心臓病は、高血圧症を原因として発症します。高血圧症の予防や早期発見が将来の疾患発生をおさえる大きな鍵となります。そのために、脳心サポートセンターでは、県内の中学校・高等学校で医師が血圧や脳卒中・心臓病について出張授業を開催し、若年世代への血圧をはじめとする健康への関心を高める活動を行っています。学童期から血圧測定の大切さを認識してもらい、ご両親や祖父母の方など、家族ぐるみの血圧測定、健康意識の向上に繋がり、病気で困る方が減らせる世界を目指しています。
また、地域の医療機関、かかりつけ医の先生・医療スタッフを対象とした研修会、勉強会の開催によって、脳卒中・心不全の診療連携の促進や予防強化に努めています。複数の医療機関・医療サービスを利用される患者さんがシームレスに療養が行えるように、スタッフ間での情報共有を促進するITツールやカンファレンスの開催などにも協力していきます。